ダイエット

金森式ダイエットのやり方【11日で2kg減量達成】

こんにちは。SISSI BLOG運営者のシシ子です。

日々の食事を高脂質食に切り替える金森式ダイエット。
ツイッターの金森式タグでは『痩せた!』というツイートをよく見かけます。

一部の芸能人の方も実践されているようで、話題になったのはラルクアンシエルのhydeさん。

hydeさんは以前から糖質制限をされていたそうですが、2019年から高脂質食に切り替えていました。

そんな金森式ダイエットを私も実践。
BMI20以下(標準~痩せ型)の私が『11日で-2kgを達成』させた記録を元に、記事をまとめました。

金森式ダイエットのやり方

ダイエットといえば『糖質制限』が世の中で当たり前になってきていますが、糖質をほぼ完全にカットする『ケトジェニックダイエット』というダイエット法があります。

糖質を摂る量を1日20gまでに抑え、たんぱく質と脂質をたくさん摂取する方法です。
このケトジェニックダイエットと理論の似ている『金森式ダイエット』が、本当に痩せると話題になっています。

人は糖質を極限までカットし、脂質を多く摂るようになると体内にケトン体という物質が分泌され、身体のエネルギー源が『糖』から『脂』に切り替わります。

身体がその『脂質代謝』に切り替わると、脂を摂ることで体脂肪が燃えて体重が落ちていく仕組みになっています。
その辺りは、金森式もケトジェニックの理論と変わりません。

パーソナルトレーニングジムなどに通うと、筋肉作りが基本となる為、『たんぱく質をとにかくたくさん摂りましょう!プロテインを飲みましょう!』と勧められるのですが、金森式的にはたんぱく質もインスリンが分泌されるため、摂り過ぎはNGとなります。

目安は、直近の理想の体重×1.0g程度が良いとされています。

例:直近の理想体重が50kgなら、1日のたんぱく質量は50gが目安

また、糖質さえ摂らなければ摂り過ぎた脂質は体内から流れでていきます。
お腹が空いたらとにかく脂質を摂取すれば良いので、空腹感がないのがこのダイエットの大きなメリットです。

1日の食事のポイント
  • 糖質=10g以内
  • たんぱく質=直近の理想の体重×1.0g
  • 脂質=とにかくたくさん摂る

※脂質の計算方法はこちらの記事を参考にしてください。

金森式ダイエットの食事方法

食べてよいもの

金森式でお勧めしているのが牛脂です。
牛脂といっても、スーパーのお肉コーナーに置かれている無料の真っ白な牛脂ではなく、できればピンク色のお肉周りのものが良いそうです。

お肉屋さんでも牛脂は販売用に用意されていることは少ないので、事前に電話をするか直接お店に行き、牛脂を売ってもらえるか確認をして後日取りに行くというパターンが多いです。

さらにお勧めされているのはグラスフェッドビーフの牛脂です。
グラスフェッドビーフは、牧草のみで飼育されており、オメガ3脂肪酸や鉄分、ミネラル、ビタミンが豊富なお肉です。

ネット通販だと『ミートガイ』というお店がおすすめ。
よく在庫切れになるのですが、ちょくちょく見ていると数時間後に『在庫あり』になったりします。

こちらの牛脂は臭みも気にならなくて食べやすいです。送料が高いのが難点ですが、送料無料になる商品と同梱で買うと無料になるので、私は他のお肉と一緒に購入しました。
届いた1kgの牛脂は小分けにして冷凍保存しておくと便利です。

牛脂はスープにすると食べやすいです。
【糖質量1g以下】牛脂スープのレシピ7選!《金森式》

牛脂の他にお勧めされている脂質は、バターや生クリーム、チーズ、オリーブオイルなど。
植物性のものより動物性が推奨されています。

たんぱく質は基本的には牛肉、豚肉を食べます。
鶏肉はオメガ6が含まれているので、あまり推奨されていません。
羊肉はちょっとお値段しますが、オメガ6は少なめなので良いとされています。

また、飲み物のオススメは紅茶です。もちろん砂糖なしのストレートティーで飲みます。
ブラックコーヒーでも良いですが、コーヒーは100gあたり0.7gの糖質が含まれているので、紅茶の方が糖質完全カットにより近いです。

金森式を実践している人の中で、『生クリーム入り紅茶』が流行っています。
ペットボトルの紅茶に、生クリーム小さじ1~3程度を入れて飲めば、外出時でも簡単に脂質補給できます。

おやつはバターを海苔で巻いたものや、マカダミアナッツ、くるみなどが手軽でおすすめです。
※その他のナッツは糖質が高いものが多いので注意です!

料理に使う調味料の塩は岩塩ではなく、ぬちまーすか雪塩が推奨されています。
普通のお塩に含まれているマグネシウムは100gあたり18mgに対し、ぬちまーすは100gあたり3360mg含まれているからです。

私はぬちまーすを使用しています。エグミや苦味など全くなく、料理がとても美味しくなります。

食べてはいけないもの

糖質の多く含まれたご飯やパン、麺類、甘いスイーツはもちろん食べてはいけません。
野菜も芋類やかぼちゃ、さつまいもなどの根菜類はかなり糖質量が多いためNG。
野菜の種類によっては葉物系も少量の糖質が含まれているため、金森式を徹底するならば、野菜も一切食べなくて良いそうです。

そのかわり、摂取できない栄養素はサプリで補います。
ビタミン、鉄、マグネシウム、ナイアシンなど。

また、糖質オフスイーツなどに使われている人口甘味料も、『糖質依存』から抜けきれない&インスリンも分泌されるという理由から、金森式ではお勧めしていません。

金森式ダイエットを実践して11日で2kg痩せた話

個人差があるようですが、金森式はかなり痩せます。
3ヶ月間でゆるい糖質制限からケトジェニックダイエット、脂質制限ダイエットなど色々実践した私ですが、明らかに体重の減りが早かったのが金森式ダイエットでした。

ケトジェニックダイエット中はとにかく『お肉を食べてプロテインを朝晩飲む』という生活をしていたのですが、1ヶ月で1kg減ったかどうかという程度でした。
今思うと、体重がなかなか落ちなかった原因は、たんぱく質の摂りすぎだったせいかもしれません。

途中で、自分が何で太りやすいタイプなのかを解析する『遺伝子検査』を試してみました。
そこで私は『脂リスク型』という脂質で太りやすいタイプと診断され、辛い思いで糖質制限をしていたのに、まさかの事実にショックでした。

それからケトジェニックダイエットを一旦やめ、脂質制限を実践することにしたのですが、脂質制限だとデメリットが多いことに気付きます。

・食後に眠くなる
・朝の目覚めが悪い
・肌が乾燥する

こんな身体の不調に嫌気がさしてどうしようと悩んでいたところ、ツイッターで金森式ダイエットを知ることになりました。

試しに実践してみると、たった11日間で2kg体重が減りました。

遺伝子検査で『脂質で太りやすいタイプ』と診断されたので、脂質を摂りまくることに抵抗があったのですが、あんなに落ちなかった体重が短期間で減っていったので驚愕でした。

さらに驚きなのがこの期間は『生理中だった&完全な糖質カットではなかった』ことです。
※女性は生理前~生理期間中はホルモンバランスの影響で体重が落ちにくいと言われていて、私も実際その期間中は毎月増えるのが当たり前でした。

また、野菜は少量食べていたし、人口甘味料入りのスイーツも食べていていたので完全な金森式ではなかったのに、この結果に驚きです。

ちなみに、BMI20以下では金森式は効果ないという意見もありますが、私にはめちゃくちゃ効果的だったので個人差があるようです。

ダイエット以外での効果は、『食後の眠気が一切ない』、『肌がキレイになる』などのメリットがありました。
脂質を多く摂るためか、お肌が本当にプルプルになります。

体調面ですが、もちろん良好です。
糖質を摂らない生活をしているので眠気やだるさもなく、朝の目覚めも良し。

さいごに

金森式を提唱している『金森重樹さんのツイッター』では、毎日金森式ダイエットについて発信されています。
また、金森重樹さん著者の書籍『運動ゼロ空腹ゼロでもみるみる痩せる ガチ速“脂”ダイエット』が発売されました!

私は2kg減量を達成した直後、長期の海外旅行で高脂質食が継続できなかったのですが、現在は生活が落ち着いてまた高脂質食を再スタートさせています。
その後の記録も、また改めて執筆していきたいと思います!

追記:金森式で食べていい食材を詳しくまとめた記事も参考にしてみてください。

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